材質にも注目!表札を設置する際の注意点まとめ
公開日:2023/08/15 最終更新日:2023/08/16
新しく家を建てたり、また、表札を一新したいなと思いつつ、あまり表札のことについて知らないなと思っている方はいませんか。どこの家にもついている表札は、ただ付いているわけではりません。それぞれ注意点などをクリアして見やすい位置についています。今回は、そんな表札の色んな注意点を解説します。
表札の設置場所と注意点
表札は、住んでいる人の名前を伝える門や玄関にある札です。
通常、玄関周りの外壁や敷地の入り口にある門柱に付けることが多く、外部の人から見ても、どなたの家なのか認識しやすい位置に付けることがポイントです。わかりにくい位置につけても意味がありません。
玄関での注意点
道路から玄関までの距離が短い家では、門柱を立てるスペースが足りないので、玄関周りの外壁に付けます。
そのときに、気を付けることは初めて来る方には認識しづらくなってしまうので、道路側から玄関付近の壁がしっかり見えることが大切です。
表札をチェックするために、敷地に入り、玄関の前まで外部の人が来ることもあるので、玄関周りの外壁に付ける場合は、ちゃんと表札が見えるか配慮しておきましょう。
門柱での注意点
門柱に付ける場合は、人の目線の位置に見やすく表札を付けることです。
160cm前後の高さに付けると見やすくていいでしょう。また、夜間にも表札が見えるように照明を付けますが、表札のすぐ上に付けると、光が強くなり、反射してしまうので、表札が見えにくくなります。特にステンレスタイプに白のLED照明を付けると、反射がきつくなります。
時間が経つと雨風の刺激で劣化してしまい、素材次第では名前がはがれたり、色が薄くなったりします。そこで、門柱に付ける場合は浮彫や天然石などを使用し、長持ちさせるといいでしょう。門柱は一軒家の場合は、表札を付けやすい場所です。
右上か左上に付けるのがほとんどですが、外部の人に認識されやすい位置であればどこでも問題はありません。しかし、風水的な運気との関係はあります。気になる方は調べてから決めましょう。
また、ポストも付けやすい場所なので、表札が取れないようにしっかりと固定しておくといいでしょう。
門扉での注意点
マンションやアパートなどでは、玄関ドアの右上や左上など、付ける位置が決まっており、戸建住宅では、家の人が自由に決定できるので、付ける位置に迷ってしまいます。
通常、表札は門扉より外に付けることが多く、家の敷地内に付けてしまうと、外部の人が敷地の中に入ってチェックしなければならないので、訪問しづらくなります。
門扉の扉に直接付けるのは、あまりよろしくはありません。扉はよく開け閉めするので表札が取れやすくなります。他に付ける場所がない場合を除いて、基本的にはおすすめしません。また、重い表札は避けて、アルミなどの軽いものを付けましょう。
【表札の素材別】注意点まとめ
表札の素材は数多くの種類があります。
人気の素材と注意点を紹介します。
天然石
天然石は、錆びず、シンプルなデザインなのでかなり人気がある素材になっています。強度もしっかりしているので、簡単には割れたり、欠けたりしません。
鉄
鉄は、色んなデザインに変えられるので自分の理想の形や個性的な表札が作れます。
また、立体的に加工された文字にするとオシャレになります。
デザイン性が最も優れていますが、塗装やコーティングのメンテナンスには注意しましょう。鉄は錆びやすい素材になっているので、表面が加工されています。徐々に塗装やコーティングが、剥がれるので定期的に塗り直しが必要な素材です。
ステンレス
ステンレスは、表面に名前を彫れるのは天然石と同じですが、スタイリッシュでカッコいい印象を与えてくれる素材です。錆びにくい素材ですが、海沿いの潮風が強い場所では、錆びてしまうこともあるので注意が必要です。
タイル
タイルは、素材自体のデザイン性が高いので、表札だけが妙に浮いてしまうことがあります。そのため、玄関周りから表札だけが浮かないよう、調和するものを選びましょう。
表札取り付け時の注意点
集合住宅の方は、表札や表札を付けるためのユニットの規格をチェックしておきましょう。
好きな表札を選べますが、集合住宅では表札を付けるためのユニットが既に付いています。ユニットと表札はミリ単位で大きさが違うので、用意した表札が合わず付けられないこともあります。
表札が合わないことを防ぐため、付いているユニットの規格を正確にチェックして、二度手間にならないよう表札の大きさを選びましょう。注意点に配慮して自分好みの素敵な表札を飾りましょう。
まとめ
本記事では、表札の注意点や素材の特徴についてポイントを解説しました。表札に使われる素材にはさまざまなものがあり、強度や錆にくさ、加工のしやすさなどもすべて異なります。また、マンションの方は、位置や素材の選択肢が少なめになっているので規格を調べておきましょう。戸建の表札は自由に選べるので、それぞれのケースに合わせて選びましょう。付ける場所の注意点と、素材の良し悪しに気をつけつつ、自分の家の雰囲気と合う表札を付けましょう。