表札は家の顔!よく使われる素材とこだわりたいときの選び方とは
公開日:2023/07/15 最終更新日:2023/05/29
苗字を表示するのに欠かせない表札。訪れた人が最初に目にする、家の顔となる大切な表札には、さまざまな種類があります。デザインだけでなく、素材も異なります。表札の種類によって、表札の雰囲気も変わり、家全体の表情も変わってきます。今回は、そんな大切な存在である、表札の選び方について見ていきます。
アクリル
アクリルでできた表札は、自分で取り付けることもできる表札です。DIYが人気な今、表札を自分で取り付けてみようと思う方も多いのではないでしょうか。そんな方には、アクリルの表札がおすすめです。
アクリルの表札は、デザインが豊富で、透明のような表札から、カラフルなプレートまで、さまざまな種類があります。アクリルの表札は、耐候性・耐衝撃性にも優れており、破損してガラスのように飛び散らないという性質があります。
そして、取り付け方法が簡単で、両面テープや接着剤、マグネットなどで簡単に取り付けられます。また、価格もお手頃なので人気となっています。自分で取り付けることによって、さらにお得に取り付けられると人気です。
デメリットとしては、経年劣化により、黄ばみや変色の可能性があります。経年劣化に注意して、お手入れや、新調をしましょう。
ガラス
ガラスの表札は、色あせがなく、おしゃれで、きれいな表札を設置できます。衝撃には弱いですが、耐久性はあり、デザイン力の高さと、ガラス独特の透明感、温かみが人気となっています。
比較的高価な素材ですが、絶対ガラスがいいという根強い人気があります。価格や、メリット・デメリットを比較して検討する必要があります。
天然石
天然石は、日本で一番使用されており、重厚感と耐久性から、昔から愛されている表札の代表的な素材です。重量があるため、落下の注意はありますが、お手入れが不要なことや、強度の点から選ぶ方が多い素材になっています。
少し前までは、石やブロックでできた塀に天然石の表札というのがスタンダードで、多くの方から支持されている表札素材になります。
ステンレス
ステンレス製の表札は、スタイリッシュなデザインで、バリエーション豊富なデザインがあるというメリットがあります。耐久性もありますが、傷がつきやすいというデメリットがあります。傷がついても気にならない方はいいですが、気になる方は気をつけましょう。
また、サビにくいといわれていますが、環境によっては、サビてしまう可能性もあるので、注意が必要です。デザイン力の高さは抜群なので、人気のある表札の素材です。
アイアン
アイアンの表札は、立体感が出せると人気になっています。デザイン力が高く、洗練された雰囲気が出せるので、おしゃれな表札にしたい方から選ばれています。
アイアンの表札には、錆びないように塗装されていますが、汚れたら掃除をするというメンテナンスが必要になっています。経年劣化に注意し、表札を楽しんでみましょう。アイアンの表札は、洋風の家ととくに相性がよいとされています。
タイル
タイルの表札は、独特の素材の味があり、色や質感が楽しめるものになっています。タイルの色や、種類によって、さまざまな表情を出してくれるので、住宅のイメージに合わせやすい素材になっています。
耐久性も高く、お手入れも簡単ですが、落下してしまった場合や、地震などで、取れてしまった場合に、割れてしまう恐れがあります。設置時に落下に注意するなど、取り扱いは注意が必要です。
表札の素材を選ぶときのポイント
表札の素材を選ぶときは、住宅の雰囲気に合わせることが大切です。表札をエクステリアと一緒にする場合は、エクステリアの雰囲気に合わせ、雰囲気の統一化を図ることで、洗練された住宅に仕上がります。
また、表札の素材を選ぶポイントとして、周囲の環境にも配慮するとより表札選びがしやすくなります。海が近い場合は、潮風でサビないタイプを、高速道路など、車が多数通る場所では、お手入れの必要が少ないものなど、住んでいる地域や環境も含め考えるとよいでしょう。
また、どの素材にも、メリット・デメリットがあります。自分がどの素材を使用したいのか、どの素材ならば、デメリットも苦にならないのか、考え、選択しましょう。また、表札の素材で近年、新たに出てきたのが、異素材の組み合わせの表札です。
異なる表情を持つ素材を組み合わせることで、よりおしゃれに、洗練されたデザインを楽しむことができます。デザイン力で選ぶのであれば、異素材の組み合わせも視野に入れてみるのもおすすめです。
まとめ
表札の素材には、昔から愛されてきた素材や、近年人気になってきた素材など、さまざまなデザインと素材の組み合わせがあります。住宅の顔となる表札なので、住宅に合った、自分を表現できる表札を設置したいものです。表札の素材には、それぞれ、メリットとデメリットがあります。
住んでいる地域、環境、手入れが可能かどうか、強度の必要性も考え、表札の素材を決めていきましょう。素材は、カラーによっても、さまざまな表情に変化します。素材とカラー、フォントを組み合わせて、最高の表札を作りましょう。表札を見るたびにうれしくなる、そんな表札ができるといいですよね。