表札の位置はどこがおすすめ?ベストな取付位置について
公開日:2023/09/15 最終更新日:2023/08/16
表札を付けるとき、どこにつけたらいいか悩んでしまう方もいらっしゃるでしょう。見栄えや役割、バランスなどを考慮しながら付ける必要があります。そこで今回は、表札の付ける位置について解説します。新築の家の方でも、久しぶりに表札を一新したなとお考えの方にも、参考になる内容になっているので、気になる方はぜひ最後までご覧ください。
表札を取り付ける場所について
一般的に表札を付ける位置は、玄関の壁や敷地の外側などがよいとされています。
門扉がある場合は、道路など外側から見える位置にある方が表札を見やすくなります。門扉がなければ、玄関周りの壁に付けるか、玄関が敷地内のだいぶ中の方にある場合は、敷地の外からチェックできる位置に門柱を作り、表札を付けましょう。
また、表札を付けるときは、風水として外部から玄関を見たときに右側に付いているとよいとされています。しかし、決まっていることではないので、左右どちらでも問題ありません。家の造りや空気感に合わせて見やすい場所に付けましょう。
ポストやインターホンとのバランスも考えよう
表札の取り付ける位置は地面から高さ160cmくらいで、大人が見やすい高さにしておくとよいとされています。
高さはあくまでおよそなので、インターホンやポスト、表札がバランス良く並び、見やすくなっている位置がおすすめです。門柱がある場合は、表札を付けるスペースがあるので、インターホンの上や横に並べて取り付けることもできます。
表札は外部の人や配達に来る人のために、住んでいる人をわかりやすくする役割があります。外部の人から見ても、すぐに認識しやすい場所に付けた方がよいことを理解したうえで付ける位置を決めましょう。
付けたときにバランスがよいのがベストですが、プロの方でさえ、それぞれ意見が分かれるものなので、最終的には、やはり自分がいいなと思ったものを大切にしましょう。
具体的にどのあたりがおすすめ?
玄関の扉に表札を付けることはありません。
そのため、玄関の左右どちらかに付けるのかが悩むところです。風水としては「玄関を正面から見て右側に付けるとよい」とされています。風水で、プラスのエネルギーは進む方向に対して右側だとされており、表札は玄関の扉や門に対して右側が最適です。
門柱や門より玄関の横に付ける方がよいとされ、高さは1.8mくらいがベストです。ただ、家によって玄関は違うので、それぞれ合う位置がよいでしょう。風水と真逆で、右側に付けられない造りの方もいるので、そのような場合は左に付けてもよいでしょう。
左に付けて運気が下がるわけではないので、気にし過ぎてしまう方がよろしくありません。右側に付けられて運がいいなくらいに思えたら最高です。仮にマイナスな環境になってしまっても、プラスに変えて運気を変えていくことの方が大切です。
ポストは家の壁を貫通する形なので、ポスト完成後は変更ができません。また、センサーライトとインターホンも配線を内部に巡らせるので、決定後はおよその位置が決まってしまいますが、少しだけであればずらせます。
ポストやインターホン、表札をまとめる
インターホンのすぐ上に表札を付けて、まとまった雰囲気にすると、まとまり具合としてはよいですが、センサーライトをポストとインターホンの中央に付けると、どうしても少し窮屈な印象になります。
以後、表札を付け替えるときに、大きいタイプの表札が付け替えられません。
高さを揃える
ポストとインターホンの高さの位置を合わせて、センサーライトと表札を真ん中にセットすると、ポストとインターホン、それぞれの大きさが違いすぎるので、左右のバランスが何とも言えない感じになってしまいます。
縦を揃える
縦を意識して揃えると、全体像の雰囲気がいい感じにまとまります。
ほぼ正方形のセンサーライトが142mm、表札が150mm、ポストが152mmなので、この3つの縦を意識して合わせると、全体的に綺麗になります。最終的には、コーディネーターされる方からアドバイスをもらうと、このような位置になります。
これなら劣化して表札を付け替えるときに、いくらか、形が変わってもバランスは保てます。また、インターホンは暗い色なので、あまり目立たずバランスが保てます。
玄関が引き戸の場合の取り付け方
玄関が和風の雰囲気に漂う引き戸で、天然の銘木を使った表札を付ける場合は、引き戸の上の方に付けるとバランスがよいでしょう。
玄関の引き戸と屋根までの間がスペースない場合や引き戸が大きいため、表札を付ける位置が高くなってしまうなら、引き戸に対しての横側に付けても大丈夫です。この横に付ける場合、表札の高さは、来客者の目線よりも少し高い180cmくらいがよいでしょう。
まとめ
本記事では、表札を付ける位置について役立つポイントを解説しました。敷地内のどのくらいの距離に家を建てるかで、門柱を立てるなど工夫し、外側から表札が見えやすくなるようにしましょう。全体のバランスを考えつつも、風水を取り入れてみてもよいかもしれません。取り替えるときのことも考え、見栄えのよい位置に配置し、引き戸の家も見やすい高さに付けましょう。