表札の位置はどこにつける?設置例もご紹介!

公開日:2023/11/06

疑問

表札は、家の顔ともいえるくらい大切なもので、よく見かけるものでもあります。お客様や配達員は、表札で名前や表示を確認してからインターフォンを鳴らすので、しっかり見える場所につけるのがおすすめです。では、表札は具体的にどこにつけるのがよいのでしょうか。

この記事では、表札をつける位置や実際の設置例をご紹介します。これからご自身のマイホームに表札を設置する方は、ぜひ参考にしてみてください。

表札の位置はどこがよいの?

家の顔ともいわれる表札は誰の目にも触れるものなので、デザインやつける位置などに配慮したい方も多いでしょう。最適な位置を知って、マイホームにステキな表札を飾りましょう。

敷地の外側が適している

表札をつける適切な位置は、家の入り口近く、敷地の外側です。家のデザインによって玄関が敷地の奥にある場合や門扉がある家は、敷地外から確認できるところにつけるとよいでしょう。

家のデザインは多彩で、門扉がない家もあります。門扉がない家は、敷地の外からでも確認できる位置に門柱を設置し、表札を取り付けるとよいでしょう。門扉がない家は、玄関付近の壁面に設置するのもひとつの手です。

表札は、玄関に対して左右どちらにつけてもよいもので、とくにルールは決まっていません。家のデザインによって左右の設置位置が違ってくるため、誰が見ても確認しやすいところに設置するとよいでしょう。

また、表札は客人や配達員が目にします。表札が確認できないと、気軽にインターフォンを鳴らせなかったり、困ってしまったりするので、敷地外から見たときにしっかりと確認できるところに設置しましょう。

和風引き戸の場合はどうすればよいのか

和風引き戸といえば、木製の表札を設置する方が多く、和風引き戸に設置する際は、引き戸の上部に設置しましょう。また、引き戸の横に表札を設置する場合もあります。屋根と引き戸の隙間が狭かったり、引き戸にかなりの高さがあり、引き戸の上部に表札を設置すると見えにくくなってしまったりする際は、横に表札をつけましょう。

引き戸に表札を設置する際は、大人の目線よりも少し高い1m80cm前後のところに設置するのがベストです。ここで紹介したように、引き戸の形状を考慮して最適な表札の設置位置を選びましょう。

表札はどのくらいの高さがよいのか

さまざまな人の目につく表札ですが、表札の高さはどのくらいが最適なのでしょうか。誰もが確認しやすい高さに表札をつけられるよう、参考にしてみてください。

大人が確認しやすい位置がベスト

表札は、大人の目線の高さに設置するのがベストです。床から1m60cmくらいの場所につければ大人の目線で見やすく、確認しやすいでしょう。床から1m60cmくらいの位置というのはあくまでも目安になるので、玄関先のインターフォンなどがついている場所とのバランスを考えて配置してください。

門柱がある場合

家のデザインによって門柱を設けているところもあります。門柱にはあらかじめ表札を設置する箇所があるため、インターフォンの横や上部に表札を設置する場合がほとんどです。

運気を意識した表札の位置

よい運気を呼ぶために風水を意識する方もいらっしゃるでしょう。ご自身のマイホームと照らし合わせて、取り入れられるものがあれば参考にしてみてください。運気がよくなる場所に表札を設置して、気持ちよく過ごせるようにしましょう。

右側に取り付ける

表札は、右側に取り付けるのがよいとされています。風水にはプラスのエネルギーとされる陽の気というものがあり、陽の気は右側に進んでいくものと考えられているのです。

表札は、玄関や門柱、引き戸などに設置する場合がほとんどですが、正面から見たときに表札が右側にくるよう設置するとよいでしょう。また、門や和風引き戸などよりも玄関に設置する方が風水的によいとされています。

表札を設置すると主人がいるとみなされ運気が入ってきやすく、逆に表札を設置しないと主人不在とみなされ、運が通り過ぎてしまいます。風水的によいとされているところに表札を設置して、よい運気をたくさん呼び込みましょう。

玄関の向きが東北や東、西向きの場合

玄関ドアが向いている方角によって、表札を設置するとよい場所が変わってきます。玄関の向きが東北や東、西向きの場合、玄関ドアの左側に表札を設置するのはあまりよくありません。

東北や東の方角に玄関が向いている場合は、表札と外灯を一緒に設置するとよいでしょう。また、西向きに玄関がある場合、表札を大きめのサイズにすると運気がアップします。

引き戸に表札を設置する場合

家のデザインによっては、引き戸に表札を設置する場合もあるでしょう。引き戸に表札を設置する場合は、表札を上部の真ん中に設置すると、風水的によい運気が舞い込みます。

引き戸と屋根に隙間があまりなく、引き戸の上部の真ん中に表札を設置できない場合があるでしょう。万が一、引き戸の上部真ん中に表札を設置できなかったとしても、運気が下がるわけではありませんので安心してください。

設置例

実際、どのように表札を設置しているのでしょうか。どの例も参考になるものばかりなので、ご自身の家をイメージしながら、ご自身のマイホームに表札をつける際の参考にしてみてください。

門柱にスタイリッシュな表札

敷地外から見える位置にタイル地の門柱を設置しており、門柱にシルバーのスタイリッシュな表札を設置した例です。インターフォンの上部に表札を設置しているため、表札が来客や配達員の目に留まりやすいでしょう。また、表札の上にはライトを設置しているため、夜間でも表札が見えやすい工夫が施されています。

玄関ドアのすぐ横に表札を設置した例

玄関ドアの左側に、表札を設置した例です。表札は、大人の目線で見えやすい高さに設置しているため、目につきやすいでしょう。また、表札のすぐ下にはインターフォンが設置されているので、名前を確認してからインターフォンが押せる気遣いが感じられます。

ポストに表札を設置した例

ブロック塀に郵便ポストを設置している家で、ポストに直接表札を設置している例です。ポストと表札の色がシルバーの同色なので、一体感がある見た目に仕上がっています。ポストの口のすぐ下に表札があるため、配達員が名前を確認しやすく、配達しやすいでしょう。

会社の表札設置例

ヒノキでできた表札を、インターフォンの右側に設置した例で、事務所と会社の表札を、上下に設置しています。ひと目でわかりやすいように、上の表札は黒、下の表札はヒノキの素材をそのまま生かした色に仕上がっています。

個人宅と兼用の事務所なので、左側には自宅用の表札を設置しており、自宅の表札はポップなカラーが印象的な表札です。インターフォン横に表札を設置しているので、訪問者が確認しやすく、すぐにインターフォンで呼びやすいメリットがあるでしょう。

玄関ドアに表札を設置した例

リフォームした玄関ドアに表札を設置した例です。表札はパッとみたときに目に入る高さにつけられているため、確認しやすいでしょう。

表札は、ダークブラウンの枠にシルバーで、ブラウンカラーのドアに映えています。漢字表記とローマ字表記があるため、わかりやすいのが特徴です。

まとめ

表札は、家の入り口近くや敷地の外側につけるのが最適です。玄関に表札をつける際、玄関を正面にみて左右どちらでも設置してよいのですが、風水的には右側につけるのがよいとされています。表札の高さは床から1m60cm前後の確認しやすいところにつける、というのも大切なポイントです。

また、引き戸が設置してある家では、引き戸の上部の真ん中あたりに表札をつけます。ただし、あまりにも高い場所になってしまい見にくくなってしまう場合などは、引き戸の横に設置するのがよいでしょう。ここで紹介した表札の設置位置や実際の設置例を参考に、ご自身の家にもステキな表札を設置してみてください。

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