表札の値段相場はどれくらい?素材やデザイン別に解説!

公開日:2023/05/15  最終更新日:2023/04/24

「新居に表札を取り付けたい」「表札を新しいものに替えたい」そんなとき、気になるのが表札の値段です。近年は表札の素材やデザインも豊富で、迷ってしまうかもしれません。せっかく取り付けるなら自分の好きなデザイン、ほかの家とは違った個性的なものなどこだわりたいものです。表札の素材・デザインによって値段はどう変わるのでしょうか。

表札の値段相場は素材によって異なる?

表札の値段はまず、素材によって大きく異なるでしょう。昔の家では木製や塀に取り付ける石材の表札が一般的でしたが、最近ではさまざまな素材の表札が見られるようになりました。

家のデザインや雰囲気になじむような素材のもの、ほかの家とは違った素材のものを選ぶのもよいかもしれません。素材によっては、予算を安く済ませることが可能です。気になる素材の表札の相場をチェックしてみましょう。

木製

昔ながらの日本家屋にマッチする木製の表札ですが、カジュアルな英字や漢字でも可愛らしい字体にするだけで、現代的な家屋にもぴったりの表札になります。文字はプリントやレーザーで印字したものが比較的安く、5,000円程度から購入できるでしょう。

また、職人が手書きしたり、彫ったりするものは一点ものになるため、2万円程度はかかると考えてよいでしょう。

石材

雨に強く、耐久性にも優れる石材は色合いが豊富で、壁や塀の色に合わせることができ、天然石の自然な柄によって、同じ石材でも雰囲気ががらりと変わります。こちらもローマ字表記にしたり、漢字にしたりすることで、どんな家にも合う表札になるでしょう。

石材の種類や大きさによって値段が異なります。シンプルな長方形の表札であれば1万円前後で購入できるでしょう。サイズの大きなものになると、1万円から2万5,000円前後になりそうです。

ステンレス

現代的な家屋にマッチし、雨にさらされても錆びにくいステンレス製の表札も、昨今とても人気があります。ステンレスのプレートに文字を印字したものや文字だけを切り抜いた切り文字の表札も増えています。

プレートのものは5,000円ほどで購入できますが、切り文字となると加工に料金がかかるため少し高くなり、1万~2万円程度になるでしょう。

ガラス

色付きのガラスやステンレスプレートにガラスをボルトで固定したものなど、種類も豊富なのがガラス製の表札です。モダンでスタイリッシュな雰囲気が人気です。

ガラスは、材質的には高価ではないものの、ガラスだけでできたプレートの表札は少なく、ほかの表札に比べやや高めといえるでしょう。ほかの材質のプレートと重ねた立体的な表札が多く見られ、値段は1万5,000円から3万円前後です。

アクリル

ガラスのような質感がありながら、加工がしやすく、ガラスよりも安価で手に入るのがアクリルの表札です。ガラスの表札と同様に、ステンレスのプレートと組み合わせた立体的なものが一般的です。

シンプルなプレートのみのものであれば、5,000円以下で手に入ることもあります。立体的な表札となると1万5,000円程度になるでしょう。

表札の値段相場はデザインによって異なる?

表札の値段を左右するのは、材質だけではありません。表札のデザインもさまざまなものがあり、値段も異なります。「安く済ませたい」という方も「デザインにもとことんこだわりたい」という方も、種類や相場を知っておくとよいでしょう。

切り文字タイプ

ステンレス製の表札で人気の高いのが切り文字タイプです。華奢なローマ字やひらがなはもちろん、漢字にすることも可能です。レーザーで細かなカットをするため、少し高めの価格になるでしょう。

取り付ける場所に穴をあけ、ボルトを差し込んで固定することが多いため、自宅の壁に取り付け可能かどうか確認しておくことが必要です。ステンレス製のものは1万5,000円程度から、真鍮製のものは3万円程度と高くなるでしょう。

プレートタイプ

プレートタイプの表札は正方形、長方形、円形など形も豊富です。まっすぐにカットしたプレートに印字するだけなので、ほかの表札に比べると安価なものが多いでしょう。名前だけでなく、イラストの入ったデザインプレートも、あまり値段に差はなく、手頃な価格で手に入ります。

素材は木製、アクリル製、ステンレス製が多いでしょう。取り付けも接着するだけと簡単なものが多いのも特徴です。サイズの小さな安価なもので1,000円程度から、大きいサイズのものでも5,000円~1万円程度で購入できるでしょう。

立体タイプ

アクリルやガラスのプレートをボルトでステンレスのプレートに固定した、立体的なデザインの表札はどんな家にもぴったりです。また、ステンレスの切り文字表札にも多いのが立体タイプ。プレートに固定する場合は、組み合わせるプレートの素材によっても値段が変わりますが、1万5,000円程度で購入できるでしょう。

表札の取り付けにかかる値段の相場はどの程度?

表札自体はネットでも購入できますが、業者に取り付けを依頼する場合にはさらに費用がかかります。表札の種類や取り付ける壁の素材・形状によっても取り付け方法は異なるでしょう。

たとえば、でこぼこした壁に取り付ける場合には、設置する部分を平らにする必要があります。また、壁面に穴を開けて差し込むタイプの表札は、壁面への穴開け加工が必要です。このように、取り付ける前に必要な工程がある場合には別に工賃がかかるので、費用が高くなってしまいます。

プレートの表札は、専用の接着剤でかんたんに取り付け可能なものもありますが、壁に穴を開けるといった作業は、自分で取り付けようとすれば道具も必要になり、素人には難しいケースも多いでしょう。したがって、表札の取り付け費用は表札の種類によって費用が変わると言えるでしょう。

取り付けのための下処理が必要な場合は、1万~2万5,000円程度が必要です。表札の取り付けには、表札の代金だけでなく、取り付け代金がかかることを念頭に置いておきましょう。取り付けが簡単にできそうなものを選ぶと、費用をできるだけ抑えられます。

まとめ

家の顔ともいえる表札。多くの人の目に付き、近所の人たちに名前を知らせるものなので、ぜひ、個性を主張できる、素敵な表札を選んで取り付けたいものです。DIYでも取り付けられるのでは?と思うかもしれませんが、壁を削る、穴を開けるといった作業がともなう場合はプロに任せたほうが安心です。

高価な素材を使用せず、シンプルなデザインで、取り付けが簡単なほど、低価格で取り付けができるでしょう。さまざまな素材・デザインの組み合わせの中から予算に合った、お気に入りの表札を見つけてください。

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